今回の企画、いかがでしたでしょうか?
応募数が26作品。
受け取りました投票メール数、全部で16通でした。
何度も言っちゃいますがお疲れ様でしたw
皆様がいなければ企画はなりたちません。
これからもお力を貸してくださいねぇw
それでは今回のトップの発表と投票感想の結果です。
1位 作品名「空蝉」 執筆者:綾佳さん 投票数8
2位 作品名「アカヅ」 執筆者:鴫琉智香さん 投票数3
という結果でしたw
綾佳さんが初めからぶっちぎりでしたw
メール送りますので、内容を確認して返信をいただきたいと思います。
では、感想一覧です。
作品名:
「ルームランナー」 執筆者:浅葱咲弥さん ■まずナンゴクさんのニックネームの由来が素敵でした。 それがキャラ立ちの一つの所以になってると思います。 主人公の思考がとてもリアルでいいと思います。 ルームランナーという比喩もとても上手いなと思いました。 ■文章がとてもきれいでなんていっても読ませる力があったと思います キャラの設定やところどころにあるギャグとシリアス たいていの人が体験した『頑張る』と言う意味・・・ とてもよい作品だったと思います。 ただ作品の題名の『ルームランナー』と言う意味がよくわかりませんでした。 作品名「空蝉」 執筆者:綾佳さん ■まず、最初っからの関西弁で「あ、読んでみようかな」という気にさせられました。 あと、途中の水の話のあたりとかは私が涙もろい所為もあって泣いてしまいました ・・・人を泣かすことの出来る小説は凄いなあと思ったので ■まず関西弁が良かった。それと読みやすい文章。 構成力もかなりあって、内容も一つ筋が通っており話の組立が非常に良かった。 読後感の何とも言えない切なさは、話を追っていくうちに予想はついていたものの、それでも心に残る良い作品でした。 ■読んでて衝撃が走った感じです。 関西弁に溢れる日常感と、それと対極にある死というものがとても鮮やかに描かれていて感動しました。 言葉が出ません。 珠玉の作品だと思います。 ■とにかく「凄い!」としか言いようがありません。 奥の深い物語にひたすら感動しました。 ■サユリに「死」というものを理解させるシーンは本当に感動。(兄ちゃん説明うまいなーとも思いましたが) なんでもない日常から妹がすでに死んでいるという部分の導入が巧みで全体的な構想がしっかりしているのでとても読みやすかったです。 あと関西弁(神戸か)もいいエッセンスとしていい味出てました。 ■ネタだけで言えば、ありきたりなのかもしれませんが、描かれている情景の美しさが、切なさをかきたてます。 ■まず第一に短編でよくこの話を完結させれたなと思いました。 しかしちょっと中だるみがしてしまったのが残念ですね。 文章は全部大阪弁というところに好感が持てましたが逆にそこがマイナスでもあると思います。 ■綾佳さんの「空蝉」です。 関西弁がいい味を出してました。 死んだ妹がそばにいる。 妹は自分が死んだことを知らない、理解していない。それを教えなきゃいけない兄の心の葛藤・哀しさがよく表現されてました。感情移入でき、一緒になって切なくなりました。 水になって流れていく、というのもすごくいいな、と思いました。 そして主人公の最後の「大嘘に決まっとう」が、締めとしてもよかったです。読みやすく面白かったです。 作品名:「口笛」 執筆者:幻影さん ■導入部のテンポのよさと細かい笑いがウケました。ツボでした。 話の結びも、甘くて、でも未来を予感させて、わくわくして、好きです。 反則ってくらい、最後の三行がかっこいかったです。 作品名:「トミー健二郎の話」 執筆者:旅人さん ■単語も全部使っていて、話の展開? が面白いかったです。 とても読みやすいのも良いと思います。 最後の結末にも驚かされました。 ■もうとにかくこれは面白いの一言に尽きます!!! 話のテンポがよく、オチまですらすらっと読めて凄く面白くて斬新でした。 単語を全部使っているものの、無理やりといった感じがなくて、本当に凄いと思いました。 作品名:「天体観測」 執筆者:藤原ポン太 さん ■ご本人曰く「絵本調」ということですが、僕的には十分小説として成り立つ作品だと思います。 こういう抽象表現の多い作品は下手をすると独りよがりになりがちですが、 そこが上手くクリアされていて、幻想的かつ独特の世界観が非常に面白いと思います。 作品名:「明日はどっちですか?X」 執筆者:桃花さん ■マンガのごとき勢いのある作品でした。 「地獄の業火」「バッファローの様に」等の表現がステキに過激。 セリフとかもいちいち凝っててよかったです。 作品名:「September 1」 執筆者:半井ユキヤさん ■読み終わってあらためて見ると、この題名のなんと切実なことか。 わざわざ英語なのも、どことなく冷徹な響きがして良いと思います。 内容は読みやすく、オチは作品が短いだけにまとまっていつつも、 地味ながら痛烈かつ、またすごくリアルにありそうな話で、感嘆しました。 作品名:「アカヅ」 執筆者:鴫琉智香さん ■1つ1つの技術がすごいと思いました。 その時のその場に必要な雰囲気や描写をとても上手く表現していました。 盛り上がるところでは盛り上がり、静かな雰囲気の時はその雰囲気を最大限に表せていたと思えて、吸い付くように読んでしまいました。 ■擬音表現を直で使うというのはあまり好きではなかったんです。 しかし、この作品ではそれがとても効果的に使われていました。 単調な音を繰り返し使うことで主人公の恐怖感と切迫感を演出する。 内容は昔見た「怖い話集」みたいな感じでしたが、なかなかでした。 ■文章から来るのもそうですが、太字にしたり色をつけたりと、背景的な部分に効果を付けたのがまた分かりやすくてよかったかと。 特に踏み切りの警告音。 黄色で、何かこう迫ってくるように感じました。 警告=黄色。“まさに”ですね。 これ、一人で夜に、更に踏み切りの近くで読んだら雰囲気抜群ではないでしょうか。 背筋、ゾクゾクッとしますよ〜。 作品名:「不幸日和 -unhappiness?-」 執筆者:葉散ひそかさん ■ただの恋愛小説じゃなくて、主人公が悪魔というキャラクターの設定がとてもよかったです。 妙な心情の動きを細かく丁寧に描写していくところと、初めに空、そして海という背景の色彩の鮮やかさにも心奪われました。 とにかく素敵でした。 作品名:「Ring」 執筆者:明神洵樹さま ■何度も繰り返される出逢いの場面が不思議で惹き付けられました。 同じような場面なのに、出逢いを重ねるたびに変化していく描写の丁寧さが良かったです。 別れることでしか悲しい運命の輪から逃れられなかったラストの切なさが胸に響きました。 作品名:「リュミエール」 執筆者:童玖さん ■記憶喪失というネタは私はもともと好きで。 あらすじを最初に読んだときに、私の中にぐっと来るものがありました。 話を読んで、とても悲しい話でした。 でも、私から見ると、何故か暗いイメージは受けなくて、思ったことは 「この話は、とても悲しいハッピーエンドだな」って思ったんです。 私に何か深い考えをもたらしてくれた話。 作品名:「前向きな夏休み」 執筆者:暁未明さん ■この話は、『リュミエール』とは逆で、あっさり読める話なのが気に入りました。 自転車に轢かれる体験というのが、私的に強い魅力でした。 「貴重な体験」というものに、ひきつけられるものがあるみたいなんですよね。 主人公がとても気に入りました。 ■読みやすく最後までスラスラ完読できたのが好印象でした。 相談のシーンは思わず目からウロコというか、成程、と納得してしまいました。 作品名:「天駆ける白い雲」 執筆者:HOTMANさん ■戦闘シーンの描写が上手で、圧倒されました。 作品名:「rain and drop」 執筆者:向坂隆也さん ■本当に読みやすく、綺麗な文章でした。 途中で入るラヴシーンも、読んでいるこちらがときめいちゃうぐらい。 綺麗で丁寧な文章且つ、妖艶な雰囲気を醸し出す彼の文には完全に脱帽です。 ■どこが、というわけではないのですが、雰囲気が好きです。 まだ子供としか見られていない「僕」が頑張っている姿に好感が持てました。 ちょっと台詞回しが古いかなとも思いますが、良かったです。 読んだあとに、なにか印象に残りました。 片思いの楽しさとちょっとの切なさ、が個人的に好きなのかなと思いました。 作品名:「悲しき戦い」 執筆者:カインさん ■ 「あぁ、なんだ」という結果が逆に新鮮でした。 その中でも二人の中のよさとかが分かって、さらに読みやすかったです。 あぁいう友達関係って好きです。親近感あります… 作品名:「光の中で」 執筆者:梅田カヲルさん ■自然と物語の中に引き込まれました。 純粋な恋な感じが好きです。 俺自身、長い文章を読むのが苦手なので、すらすら読めてさらに引き込まれる感じが最大の投票理由です。 |
次の企画は、三期生の募集が終了に近づくにつれてまた出していきたいと思います。
皆様、本当にお疲れ様でした!!
管理人:伶
*尚、わかる範囲でのみタイトルに小説ページへのリンクを貼っています。2007年5月26日。*